LET'S HAVE A PARTY/JOHN LENNON & FRIENDS
Side-A
1. What'd I Say (Ray Charles) 3:12
2. Yellow Submarine (Lennon-McCartney) 2:47
3. On Top of Old Smokey (Traditional) 1:58
4. Goodnight Irene (Lead Belly) 2:56
5. He's Got The Whole World In His Hands (Traditional) 2:49
6. Like A Rolling Stone / Twist And Shout / Louie Louie / La Bamba
(Bob Dylan / Phil Medley, Bert Russell / Richard Berry / Ritchie Valens) 3:14
7. Bring It On Home To Me (Sam Cookie) 2:33
8. Yesterday (Lennon-McCartney) 1:47
Side-B
1. Tandoori Chicken (George Harrison, Phil Spector) 2:14
2. Power To The People (John Lennon) 0:50
3. Maybe Baby (Norman Petty, Buddy Holly) 2:28
4. Peggy Sue (Buddy Holly, Jerry Allison, Norman Petty) 2:51
5. My Baby Left Me (Arthur Crudup) 2:19
6. Blue Suede Shoes (Carl Perkins) 3:04
7. Crippled Inside (John Lennon) 1:01
8. Give Peace A Chance (Lennon-McCartney) 3:10
9. Crippled Inside (John Lennon) 0:29
10. Uncle Albert / Admiral Halsey (Paul McCartney) 1:50
11. Happy Birthday (Traditional) 1:00
12. Uncle Albert / Admiral Halsey (Paul McCartney) 0:16
13. My Sweet Lord (George Harrison) 0:16
このアルバムは10月9日にJOHNの31歳の誕生日パーティでの演奏を録音したものです。
このパーティに参加した人たちはRingo Starr、Phil Spector、Eric Clapton、Klaus Voorman、
Mal Evans、Jim Keltner、Yoko Onoなどなど・・・・とにかくかなりJOHNは飲んじゃっている様で
何だか結構ご機嫌のようですね。(^^;
それにしても結構な曲数を歌っちゃっているんですけが、これだと今でいうカラオケパーティ
みたいな感じなのでしょうね。
こういうパーティ録音ですから当然のように音は良くないんですが、これがまたなんだか
パーティのにぎやかさが味わえて面白いんですよ。
それにここにいるメンバーも当時JOHNやYokoさんのアルバムで共演していた人ばかりですから
とても気を許せる感じで騒いでいたのでしょうね。
まっ、こういうのを「ゆかいな仲間たち」というんでしょうね~~~(^^
ここで演奏されている曲は、JOHNのオリジナル曲をはじめ、昔から慣れ親しんだ曲で
後に『ROCK'N'ROLL』に収録する曲までも演奏されています。
そのほかにも驚くのがGeorge Harrisonが作ってRonnie Spectorにプレゼントした
「Tandoori Chicken」をJOHNが歌っていることなんです。
なんでこの曲知っているのって思っちゃいましたよ。この曲ってシングルのB面曲ですからね~。
さらに驚くのがPaulが作った「Yesterday」「Uncle Albert / Admiral Halsey」を
演奏していることなんです。もちろんここにはPaulがいるはずもないですから
これはもう~完全にイタズラっぽいJOHNのおふざけ演奏なんです。
まっ、作曲者のPaulがいない所でPaulの曲をやっているというのは少々悪意を感じないでも
ないですけど、まっJOHNなりのジョークなのでしょうね。
それにしても「Uncle Albert / Admiral Halsey」をよくここまで歌うことが出来ますよね~
これってちゃんと聴いていないと出来ませんから。結局Paulの事がめちゃ好きなのか
それともめちゃ気になっているのかどちらかでしょうね。(^^
それにしても最後に「My Sweet Lord」がちょこっと演奏されているんですけど
なんだかGeorgeの歌い方を真似ているところが笑えちゃうんですよね~。
このアルバムを通して聴くと、あくまでもホーム・パーティの余興をたまたま記録していた
感じがのライブ?なんですが、最初からホーム・パーティでの演奏だとわかっているので
この音質には全く嫌な感じはしませんし、この時の楽しさが実感できて個人的には
凄く面白い1枚だと思っているんですよ。
こういうホーム・パーティの録音でさえ、JOHNがやるとなんだかちゃんとした作品みたいな
錯覚に陥っちゃうというのが不思議なんですよね・・・やっぱりJOHNって凄いです。